大会結果　男子アレックスメイソン　女子須藤美青優勝！

2016.09.06

ギボンスラックライン選手権大会2016 レポート

去る2016年9月3,4日、東京・二子玉川ライズにてギボン日本オープンスラックライン選手権大会が盛況に開催されました。

とどまることを知らないライダー達の演技に観客は釘づけ。蒸し暑いコンディションの中選手と会場の一体感は終始ピークの状態になりました。

今年で７回目を数えるスラックラインの日本最高峰の大会が東京世田谷にある二子玉川ライズで開催され、男子はアレックスメイソンが初優勝。女子は須藤美青が初優勝しました。

今回の招待選手は4人。アメリカからはアレックスメイソン。中国からはLU FENGHUA、Li Kangchao、Liu Yiの3人が来日した。
海外招待選手の中でも注目なのはアレックスメイソン。初戦では本気ではないものの、フロントダブル、メイソンフィリップからのコンボで観客は大喜び。
そしてパワーアップした中国チーム。とくに2年前にも一度来日しているLU FENGHUAはかなりのパワーアップを遂げていて、テクニックだけでなく、魅せる完成された演技になっていました。

ジュニア女子はどこにいてもおしゃべりタイム。

多くの協賛の皆様に支えられています！

今回から採用された高いラインは全体的にレベルを引き上げた。そして、海外では定番となっている空気式マット【AirTruck】を採用。選手からの評判は上々のようで特に大きな怪我もなく大会は無事終了した。

今回のヒートで注目だったのが年齢差ヒート。オープンクラスは名前の通り年齢制限なし。イケイケの10代とベテランとの試合はテクニックとは違う意味で見応えあり。
40歳でもああも戦えるのかと！オープンクラスに出場して、年々進化を見せる八鍬選手には他の選手だけでなく、観客から尊敬の拍手が送られていた。

そして、もっとも観客を魅了したのは演技を通して無限の可能性を振りまく10代のライダー達。
MCで年齢を紹介されるたび、観客がどよめき、期待のまなざしを選手たちに送られ、選手がそれに応える。
そんなシンプルなやり取りによって創りだされる会場の雰囲気は、選手たちもそれを見ている観客にも忘れることのない記録として残ることだろう。

大会の合間に行われたスラックラインフィットネスデモはスラックラインを使ったフィットネスのデモンストレーション。
美しくなれるうえに体幹も鍛えられるので、女子の関心度も急上昇中です。
ここ二子玉川のアトリエドゥーエにも導入されていますので、ぜひ一度体験してみてください。
ギボンでも随時イベントを開催しているので、ギボンHPをチェックしてみてください。

二人乗りの離れ業をみせる大杉徹。スタティックマスターとして新たなる道を探る。

アレックスも参加してくれたスタティックチャレンジ。ダブルニー決めてるにも関わらずなぜか笑いをとっています。

スタティックミニゲームはラインから離れないで行うトリックのカテゴリー。今回は技術、完成度、創造性を各10点満点で評価されるファンゲームです。
人によっては楽しそうにやるは人もいれば、難しそうにやる人と別れてはいるものの、観客はさほど減ることもなく、5cmの幅のライン上で静かに演ずる姿に見入っていた。
優勝は細江樹。ラインから降りることなく背中で横1回転して魅せた。

今回の大会からはAbema TVに生ライブで大会の模様が配信され、会場に来れない多くのスラックラインファンたちが画面を通して大会観戦に参加した。