大会

日本オープンスラックライン選手権大会で男子は田中。女子は福田が優勝!

ギボン日本オープンスラックライン選手権大会が盛況に開催されました。

これまでにない進化を遂げたライダーの演技に観客は釘づけ。選手と会場の一体感は終始ピークの状態になりました。

今年で6回目を数えるスラックラインの日本最高峰の大会が東京 世田谷にある二子玉川ライズで開催され、男子は田中が初優勝。女子は福田が5連覇を達成しました。

天気は初日は曇り、二日目は雨というコンディションではありましたが、この会場ガレリアには採光できる屋根の為、選手もお客様も快適に演技、観戦していただきました。

WSFed(世界スラックライン連盟)及びJSFed(日本スラックライン連盟)の公認大会でもあるこの大会には日本全国から実力者が集まると同時に海外からの選手もここ近年の話題となっています。

そんな中来日したのはイタリアの若きエース”マーカス・フーバー”21歳。ギボングローバルチームの一員で過去には2013年のワールドカップチャンピオンになったライダーです。

フリースタイルとしての種目で行われているこの大会には”3 on 3”などエンターテインメント性を備えた種目をエキシビジョンに取り入れてスラックラインをいろいろな角度で魅せてきました。

今年はその一環として、世界でも少ないタンデム 大会がエキシビジョンとして開催されました。タンデムとは2人乗りという言葉通り、1つのラインに2人乗って演技するもの。バランスをとるだけでも一段と難易度が増す中で、二人の呼吸を合わせた連携技が一人の時にはないスケール感を生み出す最新かつより観客向けの種目のひとつになります。

結果

オープン 男子

優勝 田中 輝登(中央)
準優勝 木下 晴稀(中央左)
3位 Lukas Huber(中央右)
4位 大杉 徹

オープン 女子

優勝 福田 恭巳(中央)
準優勝 須藤 美青(中央左)
3位 岡田 亜佑美(中央右)
4位 中村 朱里

シニアクラス

優勝 田中 健雄(中央)
準優勝 猪鹿野 真一(中央左)
3位 佐々木 直子(中央右)
3位 中村 学

ジュニアクラス

優勝 林 映心(中央)
準優勝 田中 輝哉(中央左)
3位 岡田 捺瑠美(中央右)
3位 佐々木 燈

(前列左から)

特別賞 中村 陸人
特別賞 永尾 歩、宮嶋 三佳、太田 朋史(チームSLACK9)
二子玉川ライズ特別賞 大杉 徹

タンデム・エキシビジョン

優勝 田中輝登 & 細江樹 組(中央&中央右)
2位 木下晴稀 & 中村侑我 組(中央左&中央左2番目)
3位 大杉徹 & LUKAS 組
4位 須藤美青 & 名執光星 組

 

観客に見せるのはトリックだけじゃない。タンデムエキシビジョンでの入場で盛り上げる大杉とルーカス。

クリーンなスタイルとキレのあるフリップは健在の早坂選手。進化したスタイルは本当に目が離せない!

スタイルはオーソドックスだが、高さとグラブとキレを魅せてくれたルーカス。

今回のシード選手となった男子8人。女子4名。

ドイツからはギボンのビデオを撮り続けているビデオグラファー、フィリップ。今回の来日で日本だけの動画を制作予定。

ギボンライダ―木下に続く若手、中村選手。 高さと安定感、特に笑顔が魅力の選手の一人。

シニアクラスを牽引する猪鹿野選手。

シニアクラスで紅一点の佐々木選手。2人の娘と旦那、すべてスラックライナーというスラックライン家族。

足を捻挫しながらも、気力のライディングでシニアクラス優勝を果たした田中選手。オープン優勝”田中輝登”の父でもある。

長い手足でスローなスタイルを魅せつける大橋選手。

笑顔で周囲に明るさを振りまくオープン女子常連のTONYこと、戸村選手。

女子の中でも大人を雰囲気での演技が魅力の渕上選手。

会場ブース内は多くのメディア様でこちらの盛況。GAORAではこの大会が番組化されます。

夫婦で大会初参戦の西選手。

すべての演技が終わった選手(左:岡田亜佑美選手、右:須藤選手)たちの最高の笑顔。

不安定な2人でのライン上でも高さと回転トリックを仕掛ける木下&中村組

タンデムエキシビジョンで優勝した田中&細江組は2人でシンクロするという高度な演技で観客を魅了。

日本オープンでは初優勝を果たした田中選手。ギアアップしたバックバウンズには磨きがかかっていた。

今期はすさまじい勢いで成長を遂げている木下選手。高さと安定感は別次元に入りつつある。

ダイナミックな高さとトリックでのイメージが強い須藤選手。でもベーシックなトリックもキッチリおさえてきます。

会場内のモニターにもギボンです!

細江選手は存在感溢れる流れのある演技にわかりやすくて、見入ってしまうほど。

今回はトリックもさることながら魅せるライダーも多くなった。ブッダスタイルでおどけるのは松本選手。

 

5連覇を果たした福田選手といえばこの完璧なスプリット。その優雅さ、完成度は世界でも右に出るものはいない。

そして、この会場ではもうお馴染みとなってきたスラックラインの体験会。老若何女の方々がこの2日間で約200人程の人たちがラインに戯れ、自分のバランスを楽しんでいました。

体験会ではおなじみのギボンライダーYUCACCIがマンツーマン!天気は悪くてもここは快適です!

昨年に引き続き、ギボングッズも好評。特にTシャツは売り切れた色もありました。

 

今回の大会はGAORAにて30分番組として放送されますので、生で見れなかった方はぜひご覧ください。

今大会で多大な協力を頂いたライズ関係者の皆様、ご協賛各社の皆様、実行委員会の皆様、本当にお疲れ様でした。

ギボンスラックラインは今後ともスラックラインの盛り上げてまいりますので、よろしくお願い致します。

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